一人親方労災保険の補償対象となる業務災害と通勤災害とは?

一人親方労災保険の補償対象となる業務災害と通勤災害とは?

一人親方労災保険の補償対象は、大きく業務災害と通勤災害の2種類があります。
業務災害とは、仕事中に起こったケガ・病気・障害・死亡のことです。
ただし、仕事中であればどのような事例でも一人親方労災保険の補償対象となるわけではなく、業務の因果関係がなければ対象にはなりません。
つまり、仕事と直接的に関係する作業を行っている際に発生したケガや障害などが対象で、業務とは関係のない私的行為を行っていた際に発生したものについては業務災害とは認められない可能性があります。
通勤災害とは、文字通り通勤時に起こったケガや障害などのことです。
ここでの通勤とは、自宅と就業場所との間の往復もしくは就業場所から他の就業場所への移動を、合理的な経路・方法で行うことを指します。
例えば、寄り道により合理的な経路を外れたり、通勤とは関連性がない行為を行ったりすると補償の対象外となります。
しかし、日用品の購入や通院、子供の送迎といった日常的な行動であれば、寄り道をしても合理的な経路に戻った後の移動については補償の対象になります。

一人親方労災保険で通勤と認められない逸脱・中断とは?

一人親方労災保険では、通勤中に負った負傷・疾病・障害・死亡に対して補償が受けられますが、合理的な経路を逸脱もしくは移動を中断をした場合は、逸脱・中断の間とその後の移動は通勤とは認められません。
ただし、逸脱や中断が日常生活を送る上で必要な行為であり、やむを得ない事情によって最小限度の範囲で行われた場合は、逸脱・中断中を除いて元の経路に戻った後は通勤として認められます。
例えば、「経路上にある喫茶店やカフェなどに立ち寄って数十分休憩する」「映画館で映画を観る」「帰宅途中に居酒屋に寄って飲酒する」といったケースでは、行為中およびその後の移動は通勤とは認められず、ケガなどを負っても一人親方労災保険の給付対象にはなりません。
一方で、「日用品を購入する」「病院で診察・治療を受ける」「幼稚園に子供を迎えに行く」「選挙権を行使する」「コンビニでお弁当や飲み物などを購入する」「近くにある公衆トイレを利用する」といった行為は、日常生活に必要な寄り道と判断されます。
そのため、これらの行為の後に元の経路に戻れば、その後の移動は通勤として認められて給付対象になります。

一人親方,労災に関する情報サイト
一人親方労災保険の概要

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